ハルコ日和別館・ドラマ&CM

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2016冬ドラマ・「フラジャイル」第1話 ネタバレあらすじ&感想

「君たちが医者でいる限り、僕の言葉は絶対だ」

”強烈な変人にして極めて優秀”と表される病理診断医・岸京一郎(長瀬智也)の魅力に初回からすっかりハマってしまった。

<*この記事は約2分で読めます。>

あらすじ

ケース1

階段で転倒し頭を打った女子高生・影山花梨が入院。

脳神経科の高坂(平岳大) はCTから脳出血の疑いを除外。腰痛を訴える花梨に「椎間板変性」の可能性を伝える。だが、新米医師の宮崎智尋(武井咲)は納得出来ず、詳しい検査が必要だと思っていた。

高坂の判断にただ一人異論を唱えた岸に宮崎は助けを求める。花梨が「転んだのではなく崩れ落ちた」という状況がわかり、頭部MRIを実施した結果、岸は「TIA」と診断。ほどなく脳出血による激しい頭痛が起き、緊急手術が行われ、花梨は助かった。

宮崎は神経内科を辞め、病理に入りたいと願い出るが、条件として岸に課題を与えられ苦戦する……。

ケース2

肺炎で入院中の35歳男性・佐藤。主治医の内科医・藤原(手塚とおる)「肺炎」だというが、岸は「ガン」だと主張。だが、ガンの種類を特定するには至らずにいた。

ガンであることは間違いなく、患者の命を救うために、岸と検査技師・森井(野村周平)は気の遠くなるような検証を続け、退院間際で「DSRTC」という転移性のガンを特定した。腹部のどこかに腫瘍があるはず……ということで内科医から腹部CTの指示が出された。

***

岸たちの仕事ぶりを目の当たりにした宮崎は、自分が「病理」を全く理解していなかったと痛感する。課題のプレパラートの病名は2つに絞り込むまでが限界で「わかりません」と答える。そんな宮崎に岸は「合格」を告げるのだった。

 

感想

主演・長瀬智也、脚本・橋部敦子で医療モノ……これはもう、見るしかないでしょう!で、見てみた初回。期待以上でした。面白かったです!!

岸は、予想していたような変人ではありませんでした。信念を持って嫌われることを怖れずに行動できるカッコいい……ヒーロー……に見えました。

宮崎が「合格」したのは、病名をひとつに絞り込めずに「わからない」と正直に言ったからでした。怖いことですが、岸が肺炎を「ゴミ箱診断」と言ったように「よくわからないからとりあえず」で付けられる診断名が結構あるようで、彼はそれを許せないんですね……。

病理医という存在を端的に示す岸の台詞が印象的です。

「病理医は患者に感謝されることはない」

「白衣を着ていたら医者って一目瞭然だろ」(白衣を着ない理由を問われての答え)

ケース1の女子高生と岸、宮崎がエレベーターに乗り合わせた場面で「あぁ……」と納得し切なくなりました。彼女は高坂に感謝しているのですが、本当の恩人は隣りにいるスーツ姿の岸。でも、岸も宮崎もそれを告げません。

岸は誰よりも患者の命を救いたいと思っている。なのに、患者に会うことのない病理医を選んでいる。何故でしょう?また、5人分の仕事を一人でこなす検査技師の森井にも何やら過去がありそう。

個性的なキャラの掛け合いも楽しく、今まで知らなかった病理の世界にも興味津々。岸の「あんた、バカか」を聞くのが水曜日の楽しみになりそうです。

 

フラジャイル 病理医岸京一郎の所見(1) (アフタヌーンコミックス)

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