読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

ハルコ日和別館・ドラマ&CM

昭和生まれのテレビっ子が、ドラマの備忘録を書いたり、お気に入りのCM動画を紹介したりするブログです。

「ナポレオンの村」第1話感想

「役人は人の役に立ってこそ ”役人” である」

そんな気持ちで仕事をしている公務員はどれだけいるのだろう。主人公はそれを信条に、日本の未来のためという大きな目標を掲げ、廃村寸前の村の立て直しを決意した「スーパー公務員」。彼の熱意は諦めムードの村人たちを巻き込み、彼らの意識が少しずつ、でも確実に変化していく……。

ネタバレあり・約3分で読めます。>

 *原案はこちら↓

ほとんど前知識を入れずに視聴したのですが(しかも9時30分過ぎから)、現実離れしているなぁとか、漫画みたいだな(原案はありますがオリジナルストーリーです)とか思いつつも非常に楽しく見ることができました。

物語の舞台は東京都の西端に位置する星河市・神楽村という架空の村。主人公・浅井英治(唐沢寿明)は、ナポレオンの名言をもじり「この村の辞書に不可能という文字はない」とばかりに、村の人々が気付かないか忘れてしまった「ここにしかない価値」を見出し再生を目指します。

*** ***

さっそく目をつけたのは「和紙(紙すき)」。浅井は夏祭りの目玉としてこの和紙でランタンを作りろうそくの炎で夜空に放つ「スカイランタン」を思いつきます。初めは消極的だった村人たちも彼の熱意に負けて協力。浅井が勝手に進めた広報活動の効果で祭り当日にはたくさんの人が村を訪れるのですが……。

市長の腰巾着・山田(ムロツヨシ)馬淵(浜野謙太)のせいでランタンが消失。廃村を目論む市長・福本(沢村一樹)の思惑通りに祭りは大失敗に終わりそうになるのですが、村の長老的存在である菰田(イッセー尾形)の働きかけで、予定より大幅に遅れたものの夜空にたくさんの美しいランタンが!その温かな灯りは人々の心をも温めるようでした。

この一大イベントの成功だけでなく、「和紙」に関わる一組の親子の絆が復活する(息子が母の「紙すき」を継ぐために一家で村に移住してくる)というサイドストーリーも盛り込まれており、現実はそんなにうまくいかないよなーと思いつつも見終わって温かな気持ちになりました。

*** ***

過疎の村の話というと、再生を目指すとはいえ、序盤は「どうしようもなく暗い現実」が続いてしまいがちです。が、このドラマは豊かな自然の中、初回から早くも人々の誇りと絆が復活しつつあり、主人公が決して暑苦しさや押し付けがましさを感じさせない好感の持てるキャラクターで、爽快感がありました。個性豊かな村人と市役所職員たち(特にムロさんの小役人っぷりが笑えたw)も魅力的で、今後が楽しみです。

次回のメインゲストは菅野美穂さん(産休前最後の仕事かな?)ということで、期待大!

*** ***

最後に……

TBS日曜ドラマの記事をブログで書くのはたぶん初めて珍しいです(来月映画が公開になる「S-最後の警官」を書いていました)。見てはいるのですが、登場人物が多く話も複雑で書きにくいからです^^; でも、これはスラスラ書けました。つまり、とてもわかりやすい話だということ。わかりやすくて、(大人が見て)面白いドラマって実はあまりないと思うのです。貴重です。初回を見逃した方はTBSオンデマンドで無料配信されていますのでぜひご覧ください^^

★次

「ナポレオンの村」第2話感想 - ハルコ日和別館・ドラマ&CM