「問題のあるレストラン」第4話感想
*ネタバレ有
料理を褒める言葉には「美味しい」の他に「あったかい」がある~たま子(真木よう子)にそう言ってくれた原宿の著名人・伊達(銀紛蝶)がライバル店「シンフォニック」の予約をキャンセルし、再オープンした「ビストロ・フー」へ予約を入れてくれた。全てがうまくいくかに思えたのだが…
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あらすじ
●毒舌&高級志向のシェフに振り回される~VIPの来店
メインシェフの千佳(松岡茉優)の料理の腕は一流だ。だが、一生懸命なあまり、スタッフへの暴言と食材へのこだわりが半端ない。何より原価率が高すぎる。それでも、たま子は千佳の意向を尊重し、皆を説得した。
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VIP客である伊達たちへ提供する料理は「あんこう」のフルコースに決定。たま子は極寒の港へ仕入れに赴き、最高の食材を仕入れ、千佳が腕を振るい、スタッフ一丸となってサービスに努め、伊達も大満足。
だったのだが、最後の最後、デザートのケーキのサーブの際に、結実(二階堂ふみ)と偵察に来ていた藍里(高畑充希)が取っ組み合いの大げんか…今までの努力が台無しになってしまった。
●「緑」を選んでしまう女たち
いつも黒ずくめの服で”喪服ちゃん”と呼ばれる「非モテ系」と淡いピンクや白の服にロングの巻き髪の「モテ系」~正反対に見える結実と藍里だが、実は共通点があった。それは…
子供の頃「美少女戦士セーラームーン」ごっこで、ピンクや赤といった「女の子らしい色」ではなく「緑」を選んでいたということ。
もっとも、結実の場合は「どうせ私はピンクが似合う子じゃないから」と率先して緑を選び、藍里は「それしか残っていなかったから」仕方なく…なのだが。
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藍里は「男に選ばれるため」に努力を重ねたきたけれど、決して大切にはされていないことを結実は知る。また、結実は「シンフォニック」の見習いシェフ・星野(菅田将暉)といい雰囲気になったのだが…。
感想
「やったー、うまくいった!!」と思った途端、どん底に突き落とされる…というパターンが定番化してますね^^; 今回もあとちょっとだったのに。
私はてっきり「結実が(「星野に同居してる彼女がいる」という藍里の発言)」で動揺してケーキを落っことすのかとヒヤヒヤしていたのですが、まさかの「顔にバーン!」でした…食べ物を粗末にしちゃダメ!!
結実もねぇ、出会ったばかりで「お金貸して」って言われた時点で「こいつダメだ」って気付こうよ~。あー、でもなぁ、星野、根っからの悪いやつにも見えないんだな…「極悪がんぼ」で三浦翔平がやってた役みたいな感じ…ダメなやつだけど憎めないというwまだ何ともいえないけど。
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・スカーフの色~これね、意味があると思うのですよ。あくまでも私の色に対するイメージなんですけど…
赤…たま子~情熱・リーダー
ピンク…ハイジ(安田顕)~愛情・癒し
水色…鏡子(臼田あさ美)~クール・知性
オレンジ(黄色?)…千佳(松岡茉優)~明るい・元気
緑…結実~安心・調和
…うーん、どうだろう。たま子とハイジは納得!なんだけど、他は違うなぁ…^^; それぞれに足りないもの、または、本当は持っているのに表に出てきていないもの…なのかも。
あと、二人加わるのですが、何色でしょう?紫と白、黒??…奈々美と藍里が正式に仲間入りするのももうすぐかな…あ、奈々美は紫だと思います、たぶん。
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門司(東出昌大)は「あったかい」の意味が料理の温度ではないことにすぐに気付き、再び研究を重ね、納得いくものができたようです。ドSですが料理に傾ける情熱には感心します。
次回は、藍里にアブナイ同僚が接近…作り笑いじゃ済まなそう、戦え藍里。そして、またまた宿敵・雨木(杉本哲太)が登場、ムカムカしそうな予感です…たま子は応戦できるのか?見守りたいと思います。
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