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ハルコ日和別館・ドラマ&CM

昭和生まれのテレビっ子が、ドラマの備忘録を書いたり、お気に入りのCM動画を紹介したりするブログです。

「相棒12」最終回2時間SP~プロテクト あらすじ&感想

*ネタバレあり。

警察モノというより人間ドラマ~「父と息子たち」の話という印象を受けました。

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夜明け前に右京に呼び出された享と米沢(*画像は番組公式サイトよりお借りしました。)

<はじまり>

裏社会のボス・御影康次郎(中村嘉葎雄)の死刑が確定。彼には三人の息子がいた。血の気の多い長男・真一(阿部進之介)、弁護士の次男・悠二(篠田光亮)そして、父と兄の有罪を確定させる証言と証拠の提出をした三男・智三(冨田佳輔)。真一と悠二(特に真一)は父を裏切った智三が許せず、探しているが見つからない。


悠二は「智三が今も当局に保護されているのではないか」つまり、「警察がアメリカの“証人保護プログラム”に似た個人情報の操作を行い、智三は別人として生きているのではないかと考えた。さらに、それは通常ではありえないことだが、今は亡き元官房長・小野田公顕(岸部一徳)が主導して”力技”で行ったのではないか?とまで考えていた。

その頃、小野田官房長による一億円の使途不明金事件が報道された。事件が起きたのは10年前、智三の行方がわからなくなったのと同時期である。右京(水谷豊)は小野田を知らない享(成宮寛貴)に、もしそれが事実なら小野田がその金を「何か必要なことに使った」のだろうと語る。

 

<展開>

立てこもり事件発生

・御影と同じ拘置所に小野田と親交のあった元衆議院議員・瀬戸内米蔵(津川雅彦)がいた。御影は散髪の際に瀬戸内に接し、その人となりを息子たちに伝える~人の命を重んじる男だ…そこをを利用しろと。

・真一が公団住宅の一室に押し入り、女性と子供を人質に立てこもった。そして、御影のいる拘置所の刑務官・久保寺に脅迫電話をかけた。人質は久保寺の妻子だったのだ。久保寺は瀬戸内に事情を話し助けを求めた。瀬戸内は、右京に智三探しを依頼し、米沢(六角精児)・角田(山西惇)の協力を得て、右京と享は捜索に臨むことに。

智三探し

・事態を知らされた享の父である次長・甲斐峯秋(石坂浩二)の強権発動により、瀬戸内は一時的に保釈された。瀬戸内が人質となり久保寺の家族は無事解放された。

・特命の二人は角田の連絡により茨城のとある町役場へ。そこには小野田の従兄弟・刈谷が勤めていた。右京は刈谷が戸籍の電算化の際「入力ミス」を装って智三の新しい戸籍を作ったのではないかと考えていた。

・刈谷は、智三の新しい名前(鈴木健太)と生年月日(昭和59年6月20日)を教えるが、本籍はこの町だが現在の所在は知らないと告げる。

・名前と生年月日より運転免許証のデータが見つかったが、それはすでに失効していた。だが、手掛かりはそれだけなので、その住所の役場へ~鈴木健太は平成17年に死亡していた。墓を訪ねると寺の住職が彼は病死したと話してくれた。

真一を納得させるために

 ・「智三は亡くなっていた」という事実を伝えても真一は納得しないと右京は考えた。そこで、享を「整形して生きている智三」に仕立てた。真一は周囲を警察に囲まれていることに気付き、悠二を智三に会いに行かせることにした。

・時間稼ぎのため、捜査一課の伊丹(川原和久)芹沢(山中崇史)が協力し、悠二を足止め。取調室の悠二に真一から電話~「智美を殺して、お父ちゃんに遺体を見せてくれ。」

さらに強権発動~父の思い

・甲斐次長は御影も一時保釈させ、行き先を告げずに車で出発。途中で「鈴木健太(智三)」の墓へ向かっているのだと話す。

・息子の墓の前で御影は「僕が贔屓にしていたのは智三だよ…」と。そして、真一に智三は死んだと伝えるが、真一は信じない。

ヤケになった真一~事件解決へ

・真一は「智三をこっちへよこせ」と要求。やむを得ず、享が行くことに。右京も同行。享が「整形した智三」と信じ込んだ真一は享に発砲~享は倒れる。SITが突入態勢に入ったが右京が大声で制止する

・防弾ベストを着ていた享が真一の不意を突いて倒し、右京との連携プレーで確保。

実は智三は

・生きている。おそらく佐藤大輔という名前で。小野田が見込んだだけあって、役場の刈谷と寺の住職(瀬戸内の知り合いだった)の口は固く、右京の推測ではあるが。

*右京の推測*

鈴木健太は、昭和59年生まれの男子で2番目に多い名字と名前の組み合わせ。なぜ1番目の組み合わせ(佐藤大輔)にしなかったのか?→1番の組み合わせは智三が「生きていくための名前」として使い、2番の組み合わせは”フェイク”として、今回のような場合に使うことにしていたのでは?

 

<感想>

最終回SPとしては、かなり地味でした^^;「謎」が早い段階でなくなってしまい(智三が生きてるな…というのも1回目の墓のシーンで感じられましたよね?)、ホント、人間ドラマとして見てました^^; が、大御所俳優の力で2時間飽きることなく見ちゃったという感じです、はい。

「カラマーゾフの兄弟」をちょっと思い出しました。父の存在が大きく、兄弟が男3人で、キャラがそれぞれ違う。御影が言っていましたが「息子たちを平等に…それは無理だ」「愛していたんだ。三者三様に」…正直な気持ちなのでしょう。彼の言葉は2人の息子を持つ甲斐次長にも響いたと思われます。甲斐親子の「和解」がない限り、享の相棒卒業はないというのが私の予想だったりもします…。

***

★伊丹&芹沢の捜一コンビの”ザ・茶番”がよかった~

「痛っ…いたたたたた…」

「公務執行妨害で現行犯逮捕だ!!」

ベタすぎるwwコントだからwww しかも、極めつけは、享に…

「いけない刑事のやることだから(真似するなよ)」

自虐www

「笑い提供」だけでなく、ちゃんと本筋に関わる仕事をしてる!このコンビの存在は「ヒマか?」の角田課長と共に貴重です(^O^)

 

*録画なしで記憶を頼りに書いています(メモは時々とってますが)。そのため、特にセリフは実際とは違う場合があります。ご了承願います。